DAKINE ISA World Junior Surfing Championship presented by Billabong

4月14から22日、中南米のパナマ、プラヤ・ベナオにて開催されていた「DAKINE ISA World Junior Surfing Championship presented by Billabong」は無事終了。日本はチーム成績が5位と大躍進。昨年までの13位という成績を大幅に上げ、目標の入賞を果たした。

その立役者はU-16 Boysクラスの仲村拓久未。R-5で痛恨のインターフェアで敗退するも敗者復活戦で見事に2回勝ち進み、グランドファイナルに進出。ヒートでは最後まで諦めず戦ったものの2位と言う結果、銀メダルを獲得した。これは歴代日本人の最高位となる。本人のTwitterでは「結果は2位でした。優勝したかったっす。まだこれが今の実力、まだまだ1番にはなれなかった!応援してくれた方々ありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします。」と、素直にこの結果を認め、次に繋げることを約束した。

そして、もう一人、2010年大会でU-16 Boysクラスで4位という結果を残している新井洋人は、U-18 Boysクラスに出場。決勝前のR-6で4位となり敗者復活戦に回り、再びR-10で戦うものの、力を出し切れず4位で敗退。グランドファイナルへ進出できなかったが、それでも総合6位という成績を残した。

ASPのワールドジュニアはパーソナルな戦いだが、このISAのワールドジュニアはネイション、国の戦い。日本は優勝のハワイ、2位 オーストラリア、3位 ブラジル、4位 アメリカに続く成績。国別総合ランキング5位という結果を出せたのは、上の2人だけでなく、参加した選手全員がそれぞれ自分の成績を大幅に上げたこと。また、サポートするスタッフ、コーチも一致団結してチームを盛り上げたことが上げられる。そして、日々の努力の積み重ねが成果となってきたこと。初参加した選手もそれを見て、たくさんのことを吸収したに違いない。トップのハワイとは点差があるものの、他の国とも十分戦える力を付けてきていると考えていいのではないか。まだまだ課題はあるものの、今回は素直にこの結果を讃えたい。おめでとう!そして、次に進もう! Go ! Japan !


● 国別総合ランキング

優勝 ハワイ
2位 オーストラリア
3位 ブラジル
4位 アメリカ
5位 日本
6位 フランス
7位 ペルー
8位 ポルトガル
と続きます。

● 個人成績

U-16 Boys:
優勝 Kalani David (HAW)
2位 仲村拓久未(JPN)
3位 Noe Mar McGonagle (CRI)
4位 Josh Moniz (HAW)

29位 安井 拓海 (JPN)
33位 村上 舜 (JPN)
81位 野呂 海利 (JPN)

U-18 Boys:
優勝 Matheus Navarro (BRA)
2位 David Silva (BRA)
3位 Vasco Ribeiro (POR)
4位 Joshua Hay (AUS)

6位 新井 洋人 (JPN)
17位 山中 海輝 (JPN)、小林 直海 (JPN)
41位 笹子 夏輝 (JPN)

U-18 Girls:
優勝 Dax McGill (HAW)
2位 Ellie-Jean Coffey (AUS)
3位 Tatiana W-Webb (HAW)
4位 Mahina Maeda (HAW)

16位 野呂 玲花 (JPN)
19位 黒川 日菜子 (JPN)
31位 田代 凪沙 (JPN)
43位 岡本 愛菜 (JPN)

この大会の詳細はこちら。
http://dakineisawjsc.com/

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