
10/6(土)から7(日)、 Pro Junior 第1戦「M.B.J Pro(南房総 ジュニア プロ)」は千葉県南房総市、千歳ポイントで開催。6日の波のサイズはカタ、アタマ。7日は台風24号の影響で南西のサイドオフが終日吹きつけたが、波はムネカタとサイズには恵まれた。
この千歳ポインとはビーチとリーフのミックス。コンディションも潮回りで大きく影響する。選手は自分の行われるヒートの時間帯を、コーチや両親と作戦を立て試合に臨む。4マンプライオリティールールも浸透した中で、それぞれの持ち味が出せた大会だった。
男子決勝は西優司、金沢呂偉、古川海夕、和井田理央。ここはWJCに出場経験のある西、和井田が優位かと思いきや、前半は古川が積極的にヒートをリード。西はセミでの圧倒的なパフォーマンスは影を潜め、和井田は千歳の波に手こずる。そこを金沢呂偉が着実にポイントを重ね、昨年のリベンジを果たし、嬉しい優勝を決めた。おめでとう!
金沢は今年のNSA全日本BOYSクラスで優勝、2018 VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権日本代表選手(U-16)にも選ばれるなど目覚ましい活躍。サーフィンもさることながら、ヒートでの冷静な判断。落ち着いた試合運びができるスーパージュニアだ。
続いて女子。決勝は松田詩野、野中美波、西元ジュリ、都筑有夢路。ここ最近のジュニアガールズの実力は伯仲。昨年、WJCに出場した脇田紗良はセミで敗退。また、NSAの全日本GIRLSチャンピオンの中塩佳那もセミで姿を消す結果となった。
そのファイナルは各選手とも波の選択に苦労して、ポイントは伸びず。しかし、この千歳をホームのように練習を重ねて来たと言う松田がよりアグレッシブに攻めて、僅差ながら大会を2連覇を達成。勝負強くなったね。おめでとう!
今年度のジュニアツアーは全2戦。次週10/13-14に行われる「Ise Shima Pro Junior(伊勢志摩プロジュニア)」の結果でWJCアジア代表が決定。男子はポイントランキング上位4名、女子は2名となる。2戦しかないということで、今大会の結果での優勝は一歩リードとなるが、最後まで誰が代表になるかわからない。引き続き応援よろしくお願いします!
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WSL ASIA / JAPAN Pro Jrツアー第1戦「M.B.J Pro(南房総 ジュニア プロ)」
期間:10/6(土)から7(日)
場所:千葉県南房総市 千歳ポイント

優勝:金沢呂偉
2位:和井田理央
3位:古川海夕
4位:西優司

優勝:松田詩野
2位:野中美波
3位:西元ジュリ
4位:都筑有夢路

優勝:平原颯馬
2位:伊東李安琉
3位:松原渚生
4位:鈴木耀竣
南房総市長賞:金沢呂偉
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※ WSL ASIA / JAPAN
HP
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動画
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ヒート表
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WSL ASIA Men's Jr Ranking
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WSL ASIA Women's Jr Ranking
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