御礼とご挨拶
御礼とご挨拶

景気低迷の中、昨年の大震災。そして、未だ収束が見られない原発事故と日本は更なる試練を迎えています。先の見えない不安な状況の中、この業界も暗い影が落ちてしまいました。

しかし、それでも僕らは前に進まなければいけません。ならば、不安なまま進むより、ここで前向きに新たな目標を掲げて進みたいと自分は考えました。今の不安定な時代だからこそ、夢を持って始めるのです。人任せにすることなく、個人個人が現状を把握し、責任持って行動する。それならば乗り越えられるはずです。ここからが新たなスタートです。

本来、選手育成はメーカーが行うものです。しかし、日本ではまだ満足な状況だと言えません。そこで、メーカーに変わり、このプロジェクトが育成を行います。一番大事なのは年間通して選手を見ていくこと。短期ではなく、長期に渡り面倒をみて、選手を育てていくことを行います。

そして、このプロジェクトは選手を強くするということだけでなく、ジュニアの年間育成システムの確立も目指します。試合で勝つためには、選手の実力だけでなく、性格、癖なども把握してアドバイスすることが必要です。そのためには短期では無理。年間通して携わっていくことが求められます。なので、この長期的なスタンスで育成していく方法を考え、形にして、メーカー様にフィードバックできたらと考えています。

このプロジェクトは、選手やメーカー様にアドバイスいただきながら進めています。ただ、まだ未完成なところもあります。でも、それを悩んで、考えているだけでは、何も変わりません。なので、敢えて実行しました。今はやれることをやれる範囲で。だから、ジュニアの応援の仕方、他のやり方があれば、ぜひそれぞれでやって欲しいと思います。大きく見れば、それは日本のジュニア全体の底上げにつながります。皆で盛り上げていきましょう。

そして、このプロジェクトは期間限定で行います。これはあくまでもプロジェクトであり、ジュニアの組織ではありません。日本でこの育成システムやコーチの仕事が明確化したならば、このプロジェクトをメーカー及び、それに準ずるコーチング組織などに、いつでも移譲し、この役目を終了したいと考えています。

最後になりましたが、このプロジェクトにご賛同いただきましたメーカー様、団体、個人の皆々様にこの場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございます!

引き続き応援よろしくお願いします。

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