「2019 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship」

　「2019 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship」の舞台は昨年と同じアメリカのカリフォルニア、ハンティントンビーチ。この大会はISAが行なうジュニアの世界一を決める大会だ。カテゴリーはアンダー18、アンダー16で各国男女各3人となっている。

　昨年の日本の成績は個人でもU-18 Boysで上山キアヌ久里朱が優勝の金メダル、安室丈が2位の銀メダル。U-16 Boys 伊東李安琉が赤銅メダルの4位。U18 Girls 野中美波が3位の銅メダル。U16 Girlsでは松田詩野が2位で銀メダル、脇田紗良が3位で銅メダルという結果で、国別団体は初の金メダルを獲得した。

　今年の参加選手12名のうち、男子は上山、安室、金澤、女子は野中、松田、脇田、中塩と7人が昨年と同じく代表として名を連ね、新たに松原渚生、岩見天獅、矢作紋乃丞、都築虹帆、松岡亜音の5人が加わった。

　そして、今大会の結果は、国別の総合順位は3位の銅メダル。個人はU-18 Boysで安室丈が4位の赤銅メダル。U18 Girls 野中美波が2位の銀メダル、脇田紗良が4位の赤銅メダルと表彰台に上がった。

　今年の大会結果を考察すると、他国も真剣にジュニア育成を図り、チーム強化をしていたことがわかる。これもオリンピック効果でもあり、特にUSAチームがホームということもあり、チームの立て直しに成功して団体で金メダルを奪取。昨年の雪辱を果たす結果となった。

　日本もしぶとさを見せ、リパチャージ（敗者復活戦）に回ってからの快進撃。今までよりもメンタル面が強くなったと言えるだろう。しかし、世界のレベルがどんどん上がっていることを考えれば、日本はここで踏みとどまらず、さらなる強化を推進していかなければならない。

　東京オリンピックの開催が決まってから、ここ数年で日本のサーフィンのレベルが上がったことは間違いない。WSLのワールドランキングを見ても、多くの日本人選手が名を連ね、CTの扉をこじ開けようとしている。さらなる飛躍を求めて、これからも協会、業界全体で選手をバックアップしようではないか。

Go！Naminori Japan！

「2019 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship」

開催地：　アメリカ / カリフォルニア　ハンティントンビーチ
日程　：　2019年10月26日(土)〜11月3日(日)

●国別総合ランキング

1位	USA	7290 pts
2位	HAWAII	6270 pts
3位	JAPAN	6141 pts
4位	SPAIN	5252 pts
5位	FRANCE	4946 pts
6位	AUSTRALIA	4859 pts
7位	PORTUGAL	4685 pts
8位	GERMANY	4320 pts
9位	SOUTH AFRICA	4293 pts
10位	CANADA	4173 pts

と続きます。(出場国は合計44ヶ国)

※ 結果はこちら。

https://isasurf.org/juniors/2019/en/results/

●個人成績

Boys U-16

1位 - Jackson Bunch (HAW)
2位 - Taj Lindblad (USA)
3位 - Afonso Antunes (POR)
4位 - Ryan Huckabee (USA)
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6位 - 松原渚生 (JPN)
8位 - 岩見天獅 (JPN)
21位 - 矢作紋乃丞 (JPN)

Girls U-16

1位 - Noah Lia Klapp (GER)
2位 - Zoe Benedetto (USA)
3位 - Betty Lou Sakura Johnson (HAW)
4位 - Caity Simmers (USA)
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9位 - 中塩佳那 (JPN)
19位 - 都築虹帆 (JPN)
61位 - 松岡亜音 (JPN)

●「ISA ALOHA CUP」国別団体対抗戦

※大会HPは下記。

ISA
https://isasurf.org/juniors/2019/en/

大会動画
https://isasurf.org/juniors/2019/en/videos/

NSA
http://www.nsa-surf.org/