
ジュニアシリーズ第2戦。10/1(土)〜2(日)の日程で、三重県志摩市で開催された。関東が多かったジュニアシリーズだが、今回は舞台は初の伊勢志摩。関西中心に元気なキッズたちも集まり、熱い戦いが繰り広げられた。
秋雨前線の影響で雨も混じる中、波のサイズはモモコシ。ライダブルではあるものの、大潮という潮回りで、引きに向かうと波数も減り厳しいコンディション。それでもジュニア、グロムとも元気いっぱいなサーフィンを魅せてくれた。
まずはグロムから。決勝は加藤翔平対小松凛輝。先に攻めたのは小松。リズム良く波をつかむものの、ポイントは伸びず。反対にじっくり待つ作戦の加藤。数少ないポテンシャルのあるセットをつかんでスピードある演技。この歳でフロウを意識してサーフィン出来るのは素晴らしい。加藤はそのままの勢いでぶっちぎりの優勝。これで今シーズンのグロムシリーズは終了し、年間チャンピオンも確定した。おめでとう!
女子の決勝は、ISAジュニア世界大会から帰国したばかりの松田詩野と川合美乃里という組み合わせ。今回は積極的に攻めた松田に軍配。川合も最後まで諦めず波を探し続けるが波は来ず、そのままタイムアップ。松田はこの優勝で野中美波と同ポイントでランキングトップに躍り出た。おめでとう!女子代表は2枠。この2人を川合美乃里、中塩佳那、脇田紗良が僅差で追いかける。
Jr Womensランキング
http://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/wjun?regionId=6&year=2016
男子のファイナルは1戦目と同じく安室丈 vs 森友ニ。前回は安室が優勝。先週行われたISAの世界大会で3位という結果を出した森は、今回こそはと負けられない。その森、今大会はすべてのヒートで先攻スタイル。リズムをつかみ、ポイントを重ねる。それも波数が減るという判断からだ。この作戦が全てハマった。これで安室に借りを返し嬉しい優勝。おめでとう!年間ランキングも1位に森、安室。最終戦を残し、この2人が代表にほぼ確定。残り2枠の争いは、脇田泰地、西優司、村上蓮、村田嵐、都筑百斗らの最終戦の戦いで決まる。
Jr Mensランキング
http://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/mjun?regionId=6&year=2016
最終戦は10/29-30 千葉県南房総で「Minami Boso Junior Pro」がで行われる。今年の代表は誰になるのか。最後まで見逃せない!
大会結果フォト







大会結果はこちら。
WSL JAPAN Pro Junior Men's & Women's 「伊勢志摩 Pro Junior」
期間:10/1(土)〜2(日)
場所:三重県志摩市

優勝:森友ニ
2位:安室丈
3位:脇田泰地、都筑百斗

優勝:松田詩野
2位:川合美乃里
3位:脇田紗良、中塩佳那

優勝:加藤翔平
2位:小松凛輝
3位:休場匠、鳥潟一太

大会詳細はこちら。
WSL JAPAN / 大会HP
http://www.worldsurfleague.jp/2016/ise/
大会記事 / Surfmedia