
4/26-27静岡県伊豆の多々戸海岸にて「IZU Tatado Super Kids Challenge」が今年も開催された。参加選手もジュニア、カデットへのクラス替えの中、今年は新たなキッズが大会の半数を占めるというフレッシュな大会となった。
カテゴリーは男子CADET (U-16)、GROM (U-12)。大会期間中の波は、初日がヒザモモ。最終日はモモコシとサイズアップ。風が吹く午後には面が荒れ、厳しい状況もあったものの元気一杯なサーフィンを魅せてくれた。
男子CADET (U-16)。優勝は昨年、準優勝だった村上蓮。今回のヒートではすべて1位で通過。メリハリのあるサーフィンで見事に雪辱を晴らした。2位は昨年のGROMで優勝した小笠原由織。クラス替えでここでも優勝を狙ったが、決勝ではスコアできる波を見つけられず、あと一歩で準優勝となった。
続いて男子GROM (U-12)。このクラスも試合に慣れてきたキッズが増え、大人顔負けの攻防を魅せてくれた。決勝は終始落ち着いたサーフィンを披露した平原颯馬がASP初優勝。2位は小柄ながら思いっきり攻め続けた矢作紋乃丞という結果。
昨年よりもさらに成長が感じられた今大会。CADET、GROMともしっかりトレーニングをして試合に臨んでいるのが良くわかる。そして、この大会の良いところ。この年齢でもマンオンマンを試合で経験できるということ。これは将来、世界を視野に入れる選手にとっては必ず役に立つはずだ。
ただ、最後に気になるところ。キッズへ言いたいのは、試合の勝敗ばかり気にするなということ。身体がまだ出来上がっていないのだから、体格で負けることもある。だから、今はまだ型にはまる必要はない。どんなスタイルでも良いから、好きなサーフィンを自由に楽しんで欲しいと思う。それとしっかり勉強もして、何にでも挑戦して欲しい。それが上手くなる秘訣でもあるんだよ。
大会結果はこちら。
ASP JAPAN「IZU Tatado Super Kids Challenge」
Cadet (U-16)
優勝 村上蓮
2位 小笠原由織
3位 都筑百斗、藤沼佳太郎
Grom (U-12)
優勝 平原颯馬
2位 矢作紋乃丞
3位 進士海理、竹内克斗
大会詳細はこちら。
ASP JAPAN / HP:
http://www.aspjapantourlive.com/2014/izu/index.php
SurfMedia / HP:
大会フォト:




優勝 平原颯馬
2位 矢作 紋乃丞
3位 進士海理、竹内克斗




優勝 村上蓮
2位 小笠原由織
3位 都筑百斗、藤沼佳太郎
