2023年度のご挨拶

今年の1月にジュニアの世界大会であるWJC(World Junior Championships)が開催されました。これは2019年度以来、3年ぶりとなります。日本の結果は前回お伝えした通り、脇田紗良の9位が最高位。それでもコロナ禍を経験した厳しい状況の中で、それぞれがベストを尽くした戦いだったと思います。

この大会が無かった3年の間に、WSLはルールを改訂。ジュニアの年齢制限を20歳に引き上げ、大会参加人数も各リージョナル、男女それぞれ2名と絞られることとなりました。また、日本はアジアリージョナルであるものの、オーストラリア事務局の管轄に変わりました。

また、2021年の東京オリンピックで「サーフィン」がデビュー。 世界各国がスポーツとして認知し、選手育成に力を入れ始めました。特に同じアジアリージョナルであるインドネシアは、国内でグレードの高い大会を開催。和井田理央がCTにクォリファイしたことで、それは加速しています。

このような変化の上で、現在、日本のジュニア選手は世代交代の間にあります。世界で十分戦える才能はあるものの、まだ実績は少なく経験が足りないのが現状です。選手自身はトレーニングをしているものの、あくまでも個人ベース。これでは世界はもちろん、アジアからも離されてしまいます。

今年度はJJPとしては個人で抱えている問題を解決することを第一に、それぞれに合ったパーソナルなケアーを行いたいと考えています。さらに、国内での試合視察を行い、大会前にはキャンプを敢行。さらに協会、関係各所と連携を取り、ジュニア選手全体の育成につなげたいと思います。

このプロジェクトにご賛同いただきましたメーカー様、団体、個人の皆々様に、改めて御礼申し上げるとともに、今年度も引き続き、熱いサポートを是非ともよろしくお願いします。

また、コーチからジュニア選手への提言は下記から(SurfMedia様にて掲載)

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