
今年度の最終戦となるWSLアジアリージョナルジュニアツアーの第5戦「Minamiboso Pro Jnior」が千葉県は南房総市の千歳ポイントで開催された。この大会でWJC(ワールドジュニアチャンピオンシップ)のアジア代表が決まる。
代表選出はツアーの5戦中の結果で、ベスト3のポイント合計でランキング。その上位2名がアジア枠として選出される。その他に各7リージョナル×2名に加え、今回はWSLインターナショナルとして男女ともワイルドカードが10名用意されている。
会場は前日までの豪雨は上がり天気は回復。波もハラムネ。2日目の最終日は風が入るものの、カタ頭とグッドコンディション。今大会はプロだけでなく、アマチュアでも実績を上げている選手も多く参加。最終戦ということもあり、見応えある試合が続いた。
男子は代表の可能性が8名残っていたものの、最終的には金沢呂偉のみ。しかし、ランキング上位2名の岩見天獅、Kian Martinがクォーターを勝ち上がったことで、それも消滅。決勝は金沢が優位に進めていたものの、Kianが会心のエアー1発で逆転優勝を決めた。
女子の代表は松岡亜音、都築虹帆、馬庭彩の3人の争い。セミファイナルで直接対決となった都築と馬庭。ここは馬庭が踏ん張り1位で決勝へ。都築は3位敗退で馬庭の結果待ちということになった。
その女子決勝はJPSAツアーで怒涛の4連勝中の中塩佳那が、ここでも実力を示して優勝。2位には松岡亜音、3位に池田美来が入り、馬庭は4位という結果。松岡はこれで代表入り。その馬庭は4位では都築を逆転できず、最後のアジア代表の1枠は都築に決まった。
これで男子はKian Martin、岩見天獅。女子は松岡亜音、都築虹帆の4人がアジアリージョナル代表に決定。WJC(ワールドジュニアチャンピオンシップ)は2023年の1月9日?15日にアメリカのカリフォルニアで開催される予定。
このWJCの大会で優勝すると、来シーズンのCS(チャレンジャーシリーズ)のシード権がもらえる。選手には名誉だけでなく、CTへ向けた戦いともなる。2019年の優勝の都筑有夢路に続けるのは、いったい誰なのか。引き続き応援よろしくお願いします!
WSL「Minamiboso Pro Junior」
期間:2022年10月8日(土)~9日(日)
会場:千葉県南房総市 千歳ポイント





優勝:Kian Martin (SWE)
2位:金沢呂偉
3位:平原颯馬
4位:岩見天獅
5位:村田嵐、佐藤利希
7位:鈴木一歩、和氣匠太朗





優勝:中塩佳那
2位:松岡亜音
3位:池田美来
4位:馬庭彩
5位:清水ひなた、都築虹帆
7位:石井有沙、佐藤李
チバフォルニアサイクル賞(ベストライディング)
Kian Martin
南房総市長賞
Kian Martin
中塩佳那
アジアリージョナル代表

Men's
1.Kian Martin 2,600 pts (SWE)
2.岩見天獅 2,250 pts
男子ランキング
https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/mjun?regionId=6&year=2022
Women's
1.松岡亜音 2,800 pts
2.都築虹帆 2,450 pts
女子ランキング
https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/wjun?regionId=6&year=2022
WSL HPはこちら。
https://www.worldsurfleague.com/events/2022/jun/84/minamiboso-pro-junior/results