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WSL「Jeep World Junior Championship 2017」

 WSLの世界ジュニア。7地域のリージョナルから18歳以下の代表選手が集まり、2017年度のチャンピオンを決める大会だ。昨年に続き、今年もオーストラリアのカイアマ、ボンボビーチで開催された。

 今年の会場は水温が冷たい。日中は晴れていても風が吹けば、外気も寒い。期間中の波のサイズは2-3フィート。癖のあるスウェル。ただ、難しい波であるものの、日本人選手でも十分戦えるコンディションだった。

 WSLのアジアリージョナルの日本からは、国内予選を勝ち上がった都筑百斗、上山キアヌ久里朱、安室丈、小笠原由織。女子は松田詩野、脇田紗良。さらにインターナショナルからの推薦でワイルドカード枠に西優司と川合美乃里が加わり、最強のメンバーが揃った。

 結果から。今大会はWJCの歴史の中でも最高の成績を収めることができた。安室丈が何と日本人選手として初の表彰台で、準優勝という成績でフィニッシュ。また、西優司、川合美乃里もセミファイナルに進出。昨年の成績を超える3位という成績を収めた。

 都筑、上山、小笠原、松田、脇田は僅差での敗退。本人たちは結果に満足いかなかったかもしれないが、次に繋げることができる戦いだったと思う。経験を積むことができたことに加え、今の自分に何が足りないかを現場で知ることができたはずだ。 

 そして、今回はコーチングについての提案。昨年から各々がコーチを雇い、スキルやメンタル、タクティクスなどを学ぶ選手が増えた。オリンピックのおかげで選手自身の意識が高くなったことや、世界を相手に戦うためには一人では無理だということが、やっと理解されたこともある。

 WSLの大会はISAと違って、パーソナルな戦い。だからこのジュニアの試合では、親御さんのフォローがまず在りき。そして、ライダーとして雇用しているメーカーがそれをサポートするのが理想。そして、コーチ。もし、普段からコーチングをお願いしている人がいるなら、ぜひ帯同してもらったらどうか。

 この大会は短期決戦であるからこそ戦略が必須。そのためには選手のスキルや性格を知っておくことが必要だ。だからこそ、普段からその選手を指導している人が来るのがベストだと思う。

 いろんな事情で帯同できないというならば、もちろん、JJPでフォローすることはできる。しかし、今の状況でできるJJPのサポートは限定的だ。それは、この大会で初めて指導する選手の場合、その選手がどんな指導を受けているのか。また、選手の癖などもわからず、現場でやれることには限界がある。

 そう考えるとJJPができること。普段から大会などで選手を見る、合宿を行うなど、年間での活動が在りきとなる。また、選手が18歳以下になったことで、引率するにあたりケアも格段に増えた。リスク管理を考えれば、スタッフの増員も不可欠となった。

 この問題をそのままにしていれば、今回の結果を上回ることは正直、難しいと思う。ならば、協賛社を増やすことを考えなければならないが、業界各社の事情や景気の問題もあり、不確定要素が多過ぎだ。 

 だからこそ、やはり選手育成については、ライダーとして契約しているメーカーの主導で行うことがベストだと考える。JJPはメーカーの育成システムができるまでの肩代わりとしてスタートして、今年で8年目に入った。オリンピックも控え、待った無し。JJPの活動を続けるのか、メーカーに引き継ぐのか。答えを出す時期が来ている。

 最後に。この活動にご理解、ご支援、本当にありがとうございました!今年も応援ありがとうございました!

 

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WSL「Jeep World Junior Championship 2017」

期間: 2018.1/4-12
会場: オーストラリア(NSW)、 カイアマ、ボンボビーチ

・Mens

優勝: Finn McGill (HAW)
2位 : 安室丈 (JPN)
3位 : 西優司 (JPN)、Joao Chianca (BRA)
5位 : 和井田理央 (IDN)、Cody Young (HAW)、Barron Mamiya (HAW)、Samuel Pupo (BRA)

・Womens

優勝: Vahine Fierro (PYF)
2位 : Summer Macedo (HAW)
3位 : 川合美乃里 (JPN)、Taina Hinckel (BRA)
5位 : Kirra Pinkerton (USA)、Macy Callaghan (AUS)、Zahli Kelly (AUS)、Zoe McDougall (HAW)

※日本人成績

男子/ 準優勝 安室丈
    3位 西優司
   13位 都筑百斗、上山キアヌ久里朱
   25位 小笠原由織

女子/ 3位 川合美乃里
   13位 松田詩野、脇田紗良


※大会 HP

・Mens

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mjun/1755/jeep-world-junior-championship

・Womens

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/wjun/1756/jeep-world-junior-championship-womens


・大会 フォト


安室 丈


安室 丈


西 優司


西 優司


都筑 百斗


都筑 百斗


上山キアヌ久里朱


上山キアヌ久里朱


小笠原 由織


小笠原 由織


川合 美乃里


川合 美乃里


松田 詩野


松田 詩野


脇田 紗良


脇田 紗良


Team Japan / 左から)キアヌ、丈、優司、由織、百斗、紗良、詩野、美乃里


Team Japan / 左から)キアヌ、百斗、由織、紗良、丈、優司、詩野、美乃里、田中樹コーチ


Jeep World Junior Championship 2017


Men's優勝は、Finn McGill (HAW) Women's優勝は、Vahine Fierro (PYF)
左から)丈、Finn、Vahine、Summer